1.表彰対象
【自分を守る】【顧客を守る】【地域を守る】の優れた活動を対象として、審査委員会が認めたもの
(趣旨文)
「防災・減災×サステナブル大賞」は、一般社団法人減災サステナブル技術協会が、新たにに確立し た評価手法を以て、より安全・安心な真のサステナブル社会の実現に向けた防災・減災における取り組みの成果・実績等を評価し、褒賞を授与するもの です。
防災・減災に関わる 様々な実践をしている自治体、組織、法人、個人 を対象として、その成果・実績等について、レジリエンス性、サステナブル性、並びにSDGsへの寄与度の側面から総合的かつ客観的に評価し、受賞者の第三者評価による差別化と認知度向上並びにその成果・実績等の社会普及 を意図しています。
本賞の内容および結果を広く公表することにより、世界中の人々が「より良い未来の実現」に向けて、前進するための礎になることを願います。
2.審査委員会 *減災サステナブル技術協会が運用主体となり、レジリエンス協会(都市レジリエンス研究会)が協力する。
浅沼 博(一般社団法人 減災サステナブル技術協会 / 一般社団法人 レジリエンス協会)
浅野英樹(一般社団法人 減災サステナブル技術協会)
荒木道雄(一般社団法人 レジリエンス協会 / 一般社団法人 減災サステナブル技術協会)
大内照雄(一般社団法人 減災サステナブル技術協会)
黄野吉博(一般社団法人 レジリエンス協会 / 一般社団法人 減災サステナブル技術協会)
田中和明(一般社団法人 レジリエンス協会)
増田幸宏(一般社団法人 レジリエンス協会 / 一般社団法人 減災サステナブル技術協会)
※五十音順
3.褒賞内容
【サステナブル部門】(シティ・カンパニー別)
1)グローバル賞:
2)ジャパン賞:
3)コミュニティ賞:
【ソリューション部門】
1)グローバル賞:
2)ジャパン賞:
3)コミュニティ賞:
【アカデミー&ジュニアアカデミー部門】
1)グローバル賞:
2)ジャパン賞:
3)コミュニティ賞:
4.基本的な評価基準の方針
【サステナブル部門】
シティについては、以下の9つの評価指標で評価
①防災・減災に関する3つの指標:「インフラを守る」「人命を守る」「情報を強化する」
②未来都市モデルSDGsの指標:「環境適応」「連携力」「次世代対応」
③社会貢献度または普及度 :「Global」「Japan」「Local」
カンパニーについては、以下の9つの評価指標で評価
①国土強靭化推進室の3つの指標:「自分を守る」「顧客を守る」「地域を守る」
②未来都市モデルSDGsの指標:「環境適応」「連携力」「次世代対応」
③社会貢献度または普及度 :「Global」「Japan」「Local」
(補足説明)
内閣官房国土強靭化推進室の提唱する3つの優れた活動に加え、内閣府地域創生推進事務局
「SDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業」及び国土交通省「防災コンパクト先行モデル都市」
における未来都市構想の基本的な骨子となる国連防災機関(UNDRR)の提唱する仙台防災枠組みの
国際目標「人命を守る」「インフラを守る」「情報共有」の3つの社会貢献の観点、更には未来都市
構想としての「環境適応」「連携力」「次世代対応」の3つを基本的な評価項目として加えた。
また、活動の貢献度合いは、普及度として「Global」「Japan」「Local」3段階で評価することとした。
5.「レジリエンス格付け」認定制度(3つ星レジリエンス)における本年度の位置づけ

「レジリエンス格付け」認定制度
2021年 3つ星レジリエンス
【認定基準】以下の項目(3項目以上)を満たしていること
https://kakuzukejapan.or.jp/resilience/
3つ星レジリエンス カンパニー
★ 「レジリエンス認証」の取得歴
★ 「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞)」の受賞歴
★ 「内閣官房国土強靱化推進室 民間取組事例集」への掲載歴
または「防災・減災×サステナブル大賞」の受賞歴(2021年認定基準)
3つ星レジリエンス シティ
★ 「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靱化大賞, 地域計画賞を含む) 」の受賞歴
★ 「国土強靱化地域計画」を策定済
★上記以外の防災・減災に資する制度による認定・認証歴
→「防災・減災×サステナブル大賞」の受賞歴(2021年認定基準)
★その他「世界100のレジリエント・シティ(ロックフェラー財団)」に選出等
→「防災コンパクト先行モデル都市」and/or「SDGs未来都市及び自治体SDGsモデル事業」採択
2021年各賞の選考結果
【サステナブル部門】カンパニー
1)グローバル賞
■(株)IHI、(株)IHIアグリテック 「オゾン使用のHEPAフィルター付空気清浄機で陰圧対応可能な簡易テント」
■島津製作所、北海道大学病院 「唾液採取による新型コロナPCR検査方法」
■あいおいニッセイ同和損害保険(株)、日本工営(株)「自動運転車に低廉な自動車保険の提供」
【サステナブル部門】カンパニー
2)ジャパン賞
■(株)ローソン 「災害時の物資供給協定及び帰宅困難者支援」
■旭化成ホームズ(株) 「へーベル電気」による電力の買取」
■AIG損害保険(株) 「BCP トータルリスクマネジメントサービス」
■森松工業(株) 「ステンレス配水池シリーズ&緊急用・移動式ステンレス給水タンク」
■(株)光レジン工業 「津波シェルター「CL-HIKARi」」
■まいにち(株) 「災害用簡易トイレ」
■株式会社NTTファシリティーズ 「高層ビルにおける側撃雷対策」 国土強靭化民間取組事例集(~R2年4月)No.94
■アパホテル、東横イン 新型コロナ軽症者受け入れ対応を全国的に提供して展開 (2020年8月3日時点)
【サステナブル部門】カンパニー
3)コミュニティ賞
■砺波工業(株) 「災害予防及び環境保全工事による地域貢献」
■戸田建設(株)、古野電気(株) 「ウェーブガイド無線LANシステム」
■特定非営利法人 大阪環境カウンセラー協会 EA21普及戦略部門
■日鐵住金建材工業株式会社 「樹木伐採なしで土砂災害を防ぐノンフレーム工法, 津波避難タワー」
■積水ハウス株式会社、一社)東松島みらいとし機構(HOPE) 「東松島防災エコタウン」
■特定非営利活動法人災害医療ACT研究所 「被災地の保険医療福祉専門家の育成」
【サステナブル部門】シティ
1)グローバル賞
■奈良県&奈良県橿原市
地域活性化モデルケース報告書 P39-P42 (内閣府地方創生推進事務局・R2年3月)
「スマートウェルネス住宅推進・医療介護と観光一体化
■石川県金沢市
市民生活と調和した持続可能な観光の振興
~「責任ある観光」により市民と観光客、双方の「しあわせ」を実現するまち金沢~
【サステナブル部門】シティ
2)ジャパン賞
■福島県会津若松市、会津大学、アクセンチュア(株)
地域活性化モデルケース報告書 P135-P138 (内閣府地方創生推進事務局・R2年3月)
福島県・会津若松市 スマートシティプロジェクト
福島イノベーションセンター| アクセンチュア
■神奈川県 横浜市 横浜市SDGs認証制度”Y-SDGs”
■福岡県 北九州市 北九州市 SDGs 未来都市計画
【サステナブル部門】シティ
3)コミュニティ賞
■福島県郡山市
国土強靱化予算の「重点化」「要件化」「見える化」 等による地域の国土強靱化の取組支援について
(内閣官房 国土強靭化推進室 R2年8月28日)
防災コンパクト先行モデル都市(国土交通省 R2年7月10日)
■岡山県倉敷市、高梁市
“自然と共存する持続可能な流域暮らし” 人と人を繋ぐデータ活用による防災力強化
防災コンパクト先行モデル都市(国土交通省 R2年7月10日)
■熊本県熊本市
防災コンパクト先行モデル都市(国土交通省 R2年7月10日)
【ソリューション部門】
1)グローバル賞
■新日本空調(株) 「可搬式抗菌フィルターユニット及び自立型感染防止フード」の開発
2)ジャパン賞
■フジワラ産業(株) 「津波避難タワー」の開発
■小野田産業(株) 「津波シェルター SAM」の開発
【ソリューション部門】
3)コミュニティ賞
■(株)ミズノマリン 「津波シェルター +CAL」の開発
■スターライト工業(株) 「津波シェルター シェルカー」の開発
■百年住宅(株) 「津波シェルター ペントハウス」の開発
■日本エフ・アール・ピー(株) 「止水ゲート 寝ずの番」の開発
■三和シヤッター工業(株) 「防水シャッター ウォーターガード」の開発
■(株)日東 「核シェルター レスキューブ」の開発
■(株)タジマモーターコーポレーション 「津波シェルター SAFE+」の開発
■(株)ティ・エフ・シー 「津波シェルター TTS8025」の開発
■(株)アースシフト 「津波シェルター ソトチカ」の開発
【アカデミー&ジュニアアカデミー部門】
1)グローバル賞 「該当なし」
2)ジャパン賞
■広島大学大学院/中島田豊教授 「コンブから電気を生む方法」
■全国農業高等学校長協会、株式会社毎日新聞社、株式会社大丸松坂屋百貨店 全国農業高校収穫祭の共同開催
(株)毎日新聞社
株式会社大丸松坂屋百貨店
3)コミュニティ賞
■千葉県柏市立手賀東小学校 「オンライン校外学習」
■愛媛県立松山工業高校 「実技を伴う遠隔授業」
■秀岳館高等学校、熊本県立玉名工業高等学校 災害ボランティア共同参加