防災・減災×サステナブル大賞2026 表彰式 結果発表
今年で6回目となる当褒賞は、2026年1月31日、都内のトラストシティカンファレンス・京橋にて表彰式が執り行われました。今回は過去受賞者数社による企業技術発表会との合同開催となり、約80名の来場者をお迎えしました。
2026年の表彰は全43褒賞61団体となり、これまでの累計では、複数回受賞者も1カウントとして220褒賞264団体となりました。受賞された皆様、誠におめでとうございます。
過去受賞者による企業技術発表会
今回の表彰式は、特別ゲストにPekka Kyrenius氏をお迎えしたスマーテスシンポジウムと同時開催されました。歴代の大賞受賞者である4社にご登壇いただき、それぞれの技術や取り組みを発表いただきました。
- 株式会社五合(小川宏二 氏)
~世界の工場に「信号機」を 世界最大の安全データ・プラットフォーム~ - 株式会社白獅子(朝日らな 氏)
~VRの技術で見えない危機を可視化~ - 炭素回収技術研究機構株式会社(代表取締役機構長・CEO 村木風海 氏)
~地球を守り、火星を拓く。 二酸化炭素が地球を救う~ - 株式会社NTT HumanEX(DXマーケティング部 小川佳代 氏)
~防災を“自分ごと化”する学びへ 企業が育てるレジリエンス~
発表会後の懇親会では多くの受賞者の皆様にご参加いただき、業種を超えた企業間交流が活発に交わされました。
ここに、改めて受賞者リストを公表させていただきます。各受賞の申請概要および表彰理由(評価コメント)を併せて掲載いたします。(褒賞ごとに事務局の管理番号順、敬称略)
最優秀賞(1褒賞1団体)
株式会社電磁シールド研究所
褒賞対象「電磁環境脅威に備える社会レジリエンス創出への挑戦」 ― EMP・太陽フレアから社会基盤を守る日本発の技術革新 ―
申請概要弊社は、電磁波・EMP・太陽フレアなどによる社会インフラ障害から人々の生活と経済活動を守ることを目的に、レジリエンス強化型の技術開発と社会実装を進める企業です。主力製品「GORGON」シリーズは、防衛・自治体・医療・企業向けに展開され、通信やデータセンターなどの重要インフラの機能維持を支えます。また、「10%を守るレジリエンス戦略」を掲げ、医療・金融・行政など社会の中枢機能を優先的に防護し、被害の連鎖を最小化することで持続可能な安全保障体制を構築します。さらに、東京大学や米国ジョージメイソン大学との共同研究を通じ、国際基準に適合したシールド技術の確立を進めており、災害・戦略・経済の三位一体でレジリエンス社会の基盤形成に貢献しています。
表彰理由電磁波・EMP・太陽フレアなどによる社会インフラ障害等の電磁環境脅威に備えて、医療・金融・行政など社会の中枢機能を優先的に防護し、被害の連鎖を最小化する持続可能な安全保障体制を構築する技術の社会実装・基盤形成への貢献度は高く、表彰に値する。
優秀賞(11褒賞18団体)
株式会社NINZIA
褒賞対象NINZIA BOSAI
申請概要完全植物性防災食と持続可能な備蓄システム:「見せる」「味わう」「植物性」をテーマに弊社のこんにゃく食物繊維による食感創成技術と、不二製油の「MIRACORE®」を組み合わせた植物性防災食を開発。普段から美味しく味わうことのできるフェーズフリー食品としてオフィスや学校に設置し自動的なローリングストックを促します。防災食の課題である「味」と賞味期限切れや品質低下による食品廃棄の課題解決を目指します。
表彰理由完全植物性防災食の製品化とそれを活かす持続可能な備蓄システムにより、非常時のみに限らず日常使いをテーマに今後の展開が期待される。
防災ママかきつばた
褒賞対象親子防災絵本「ちきゅうくんのくしゃみ」を軸とした、多様なニーズに対応する子育て世代の継続的共助・レジリエンス構築モデル
申請概要親子防災絵本「ちきゅうくんのくしゃみ」の普及を通じた、子育て世代の持続可能な啓発モデル。絵本を活用した年間100回超の講座提供やぼうさいこくたいへの7年連続出展により、子育て世代の行動変容と共助・防災啓発の担い手づくりを促進。家庭での読み聞かせだけではなく、特別なニーズ(発達障がい、アレルギー、外国人など)への配慮や、防災ブック・マイ防災ページの提供で、地域社会のレジリエンス構築に貢献する。
表彰理由『防災力0から、知って備えて子どもを守る!おやこ防災へ』をテーマに、対面・オンラインを活用したおやこ防災啓発活動・推進しており、9年間の活動実績はメディア、SNSやリアル講習など多岐にわたる。
新日本空調株式会社
褒賞対象室圧の変更が可能な多用途型簡易クリーンブース(DiverCell)
申請概要DiverCell(ダイバーセル)は、陽圧・陰圧どちらにも切り替え可能な多用途型簡易クリーンブースです。本製品は、米国CDCガイドラインを満足する室圧制御能力を持ち、HEPAフィルタによりISO-Class5相当以上の清浄度を提供します。感染症対策から半導体・再生医療などの産業用途、各種実験用途まで多様なニーズに対応し、一般オフィス設置可能で、容易に構築・解体・再構築が可能です。タッチパネル操作で室圧設定や切替えができ、低騒音時NC-30を実現します。
表彰理由HEPAフィルタによりISO-Class5相当以上の清浄度を提供する。感染症対策から半導体・再生医療などの産業用途、各種実験用途まで多様なニーズに対応できる優れた多用途型クリーンブース技術として表彰に値する。
緊急災害対応アライアンスSEMA
褒賞対象民間企業と市民団体の協働による持続可能な災害支援
申請概要民間企業と市民団体(CSO)が連携し、国内で災害支援を行うための仕組みです。SEMAは平時から企業と事務局が連絡窓口を共有し、発災時にはそのネットワークを通じて迅速に支援要請や提供調整を行える体制を整えています。
表彰理由民間企業と市民団体(CSO)が連携し、発災時にはそのネットワークを通じて迅速に支援要請や提供調整を行う仕組みであり、その社会貢献は表彰に値する。
一般社団法人中部地域づくり協会
褒賞対象「大雨から誰一人取り残さない」地域社会の実現に向けた取組み
申請概要近年、全国各地で甚大な水害が発生する中、依然として避難率の低下が問題視されている。中部地方では東海豪雨以来、大規模な災害に見舞われておらず、災害が発生した場合、災害未経験や災害経験の風化により深刻な事態が想定される。この課題に対し、防災意識の向上や早期避難に向けた避難行動の改善、若者の「守られる人から守る人へ」の意識醸成を目的に、全世代、外国人や障がいのある人などあらゆる人をターゲットに、多様な機関と連携し、逃げ遅れゼロに向けて、VR・AIなどのコンテンツを制作・活用し取組みを推進。
表彰理由点字版の防災啓発冊子発行やゲームソフト、チャットGDPによるAI語り部システムなど、独自のコンテンツによる無償活動を自治体や公共組織、学校等と連携して広く実施しており、今後の展開にも非常に期待が持てる。
株式会社井上デザイン
共同申請倉戸自主防災会/神石高原町草木地区自主防災会/尾道市則末地区自主防災会
褒賞対象防災アプリ「防災lessQ」による小規模地域防災DXモデルの確立【共同】
申請概要尾道市倉戸地区・神石高原町草木地区で実装運用し、尾道市則末地区への展開を準備する防災アプリ「防災lessQ(レスキュー)」による地域防災力強化の取り組み。インストール不要のPWA技術により高齢者のデジタル格差を解消し、各地区の実情に完全カスタマイズ対応。低コストで持続可能な運営を実現し、避難訓練の継続実施と日常的な地域連絡ツールとして定着させ、災害時の実効性を確保している。
表彰理由一つのQRコードで複数のコンテンツを一元管理できるウェブアプリで、低コスト運営が可能な点もあり、加えて地域に合わせたカスタマイズや、各地区実情に応じたシステムの構築ができる柔軟性の高い防災アプリである。
株式会社白獅子
共同申請岡山大学病院感染症内科/岡山大学病院感染制御部
褒賞対象手指衛生で守るいのち〜平時・被災時一貫のVR災害医療教育推進【共同】
申請概要岡山大学病院・感染症内科と連携し、平時から被災時まで一貫して学べる“見えない汚染”を可視化する感染対策VRです。医療従事者だけでなく住民・避難所担当者も参加し、手指衛生、PPE着脱、ゾーニング、動線設計、清掃・廃棄を安全に反復訓練。避難所の交差感染や院内アウトブレイクを未然に防ぎ、訓練ログで効果を可視化。クラウド更新と遠隔伴走で常に最新手順を維持し、地域の公衆衛生力と災害医療のレジリエンスを高めます。
表彰理由大学との連携による開発で、見えない汚染を可視化するVRは素晴らしい技術である。また、日頃の訓練にも活用ができ、今後の医療業界への貢献度が高いと期待できる。
nat株式会社
共同申請寿建設株式会社
褒賞対象3D計測アプリ「Scanat-D」の開設【共同】
申請概要建築物の空間計測を目的に開発された3Dスキャンアプリ「Scanat」をインフラメンテナンスの現場に応用し、iPadやiPhoneを使用して現場を簡単に3Dデータ化、クラウド上で共有することで、現場状況の把握・計測・発注者との情報共有などを効率化する「Scanat-D」をリリース。2024年には国土交通省の「働き方改革の実現に向けた効率的な建設工事の促進事業」に採択された。
表彰理由3Dアプリは他社に類似技術あるかもしれないが、2024年に国土交通省の「働き方改革の実現に向けた効率的な建設工事の促進事業」に採択された点や福島県工事に採用された件を評価した。
ウシオ電機株式会社
褒賞対象紫外光を用いた亜酸化窒素とメタンガスの分解技術による水処理からの温室効果ガス排出抑制
申請概要下水処理場等からの排ガスに含まれる地球温暖化係数の高い温室効果ガス(亜酸化窒素、メタンガス)を常温・常圧下において触媒等を使用せず光照射だけでN2OとCH4を同時に一定量分解できる研究結果を得た。同技術は、国土交通省の「令和5年度、6年度の下水道応用研究で実施する研究テーマ」に採択され、この技術をさらに発展させ、下水処理工程から排出されるガス分解に適した紫外線ランプとリアクターの研究開発を実施し、ベンチスケールによる実際の処理場での実地検証まで行い効果検証を実施。
表彰理由同技術は温室効果ガス(亜酸化窒素、メタンガス)を常温・常圧下において触媒等を使用せず、低エネルギーの光照射だけで分解することが可能な脱炭素および地球環境の安全化として非常に有望な技術として表彰に値する。
株式会社国土強靭化GX
褒賞対象国家強靭化を支えるリスクマネジメントGX事業の実践モデル
申請概要株式会社国土強靭化GXは、国土強靭化基本計画に基づき、PFAS を中心とする環境汚染対策、防衛・複合災害に備える国民保護シェルターの調査研究、環境・再エネ領域のGX支援を三位一体で進めている。政策連動型の民間主導モデルとして、科学的知見と事業化戦略を融合させ、地域・国家レベルのレジリエンス向上に寄与する仕組みを構築している。
表彰理由環境危機と巨大災害リスクに対し、科学的知見に基づいた実効的なソリューションを提供しており、また地域社会および国家レベルでのレジリエンス向上に大きく寄与しており、その波及効果と社会的重要性を評価する。
株式会社モノベエンジニアリング
共同申請千葉工業大学創造工学部デザイン科学科 准教授 青木友希
褒賞対象組立型「モノMAX緊急用浄水装置」【共同】
申請概要組立型「モノMAX緊急用浄水装置」は、交換不要で半永久寿命のばね式「モノMAXフィルター」を搭載。目詰まり時も洗浄再生が可能で、メンテナンスが容易・低コスト。軽量小型で持ち運びや組立も簡単。井戸水や雨水など多様な水源から毎時2000リットルの生活用水を供給可能。廃棄物をほぼ出さず、環境負荷を大幅に低減した高性能・高コスパの緊急用浄水装置である。
表彰理由水、油、薬液、汚泥、等のあらゆるろ過に対応ができるこの技術は、産学官連携の実績もあり、現在のろ過に関する課題も含め海外への展開と貢献への期待が高い。
奨励賞(24褒賞30団体)
ソラリッチ株式会社
褒賞対象毎日使いたくなるポータブル電源solarich(ソラリッチ)
申請概要solarich(ソラリッチ)は、防災・節電・ポイ活がひとつになった、「使ってトクする」新しいポータブル電源です。ソラリッチを充電するたびに、ポイントが貯まり、電気代も節約できる。非常時だけでなく、毎日の暮らしの中で自然に使えるからこそ、防災が“習慣”になる。自分にうれしい。社会にうれしい。地球にもやさしい。ソラリッチは、そんなエネルギーの循環をつくります。
表彰理由日常的に使用することで防災を習慣化させ、またエネルギーの循環を作る効果が期待できる。また、防災と節電とポイ活がひとつにした発想はユニークである。
レジェンドパイプ工法協会
共同申請国士舘大学 理工学部 まちづくり学系 特任教授 橋本 隆雄
褒賞対象レジェンドパイプ工法による液状化対策【共同】
申請概要当会製(MPDパイプ)はポ リプロピレン製樹脂製有孔管に比べ、空隙率が大きく集水性能に優れており、目詰まり現象が起きにくく洗浄によるメンテナンスも容易である。また、鋼管を推進する掘進機及び元押しジヤッキのシステムを使う排土方式は泥水方式を採用しており、様々な土質に対応可能というメリットもあり、複数の自治体の液状化対策工事の実績がある(北海道・熊本・能登など)。
表彰理由液状化対策工事として、複数の自治体5件の実績があり、また、建築物液状化対策促進東京コンソーシアムの対策工事における取組も積極的な貢献度があり表彰に値する。
別府市
共同申請ソーシャルデザインラボ 災害支援チーム サイボウズ
褒賞対象「誰ひとり取り残さない防災(インクルーシブ防災)」への取組【共同】
申請概要別府市は、障がい者や高齢者、外国人、生活困窮者、子ども、LGBTQ+など、多様な背景を持つ人々の視点を取り入れた防災計画を推進している。サイボウズの災害支援チーム「ソーシャルデザインラボ」は、災害時だけでなく平時から孤立を防ぎ、すべての人が社会の一員として支え合える環境づくりを目指して、別府市と協力しながらクラウドサービス「kintone」を活用した避難支援アプリの実証実験を行っている。
表彰理由官民が協力して、障害者・高齢者・外国人・生活困窮者・子ども等の多様な人々の視点を取り入れ、安否確認用アプリ開発を通した防災計画を行っている街づくり体制は表彰に値する。
株式会社ゼネテック
共同申請MetCom株式会社/浜松市
褒賞対象垂直測位サービス「Pinnacle」の活用による消防隊員の屋内三次元位置把握【共同】
申請概要災害の発生などにより通信が困難になる前に、事前にアプリに登録したメンバーの直近の居場所を自動的に通知できるスマートフォンアプリと高さの位置情報を組み合わせた位置情報の見える化する技術を,浜松市の協力によち社会実証実験を行った
表彰理由GPSの弱点を補う独自の「垂直測位技術」を加えた正確な位置情報サービスの実証は、先駆けの技術と評価した。
こくみん共済 coop 〈全労済〉
褒賞対象これからの防災・減災プロジェクト
申請概要住まいの保障(火災共済)から事業を開始した当会は、これまでの災害対応の中で得た教訓と経験をもとに、さらなる防災・減災の普及とネットワークづくりを進めていくため、2021年3月より「これからの防災・減災プロジェクト」を展開しています。もしもの保障(共済)による備えだけでなく、もしもの前(被害の抑制)と後(復旧・復興支援、生活再建)の備えを、自助・共助・公助の観点で強化し、安心を支えるセーフティネット作りを進めています。
表彰理由自助・共助・公助の観点からもしもの備えを強化し、「親子で学べる防災クイズ」や「防災リーダー診断」「お住まいの地盤診断サービス」などのコンテンツにより活動を全国的に展開させている点は評価に値する。
京都大学地球環境学堂 浅利美鈴研究室
共同申請総合地球環境学研究所 浅利美鈴研究チーム/エコ~るど京大
褒賞対象地球環境ユースサミット(旧:京都大学SDGsリーダー育成プログラム)(中高生対象)【共同】
申請概要次世代を担う中高生を対象に「SDGsをはじめとした地球環境問題について自分事として捉え、SDGsにつながる活動を牽引するリーダーの育成」を目的としたプログラムを実施。2020年度から3期に渡り「SDGsの視点で日本が抱える里山の課題を知り、京都・京北を訪れ、持続可能な未来を考える」ことをテーマに実施した。2023年度からは対象を世界中の中高生に拡大して、京都市京北地域、宮津市、けいはんな学研都市で「地球環境ユースサミット」を実施。今年度は「2025 大阪・関西万博」や「けいはんな万博 2025」において、ユースによる提案を発表する場も設けた。
表彰理由将来のリーダーを育成する視点から国内にとどめず国外交流を含めた取り組みで、理論や指導・教育だけではなく、成果発表や多くの実績を残しており、更には継続的な活動の期待値が非常に高いと考える。
千葉市消防団CUMST
褒賞対象医学生による機能別消防団活動を通じた地域連携・実践的防災教育
申請概要消防団員を確保し地域防災力の充実を図るため、千葉市と千葉大学との包括連携協定に基づき、千葉大学の人的資源を活用した防災面での連携活動として、医療分野での専門的知識・技術を持った千葉大学医学部生による機能別団員チームCUMST(カムスト)を設立。大規模災害発生時の災害現場における応急救護、避難所等における健康管理を任務とし、令和7年1月1日に発足。千葉大学医学部救急サークルC-TAT部員 10名と災害治療学研究所教員(チームリーダー) 1名により組織。
表彰理由千葉市と千葉大学医学生による包括連携での機能別団員チームであるが、構成員が大学生でることから将来的継続性の期待がかなり高く、地方への展開性の期待も高い初事例であり評価に値する。
高知防災プロジェクト
褒賞対象ハードを支えるソフトの三重防護
申請概要高知市中心部を津波被害から守る(軽減する)三重防護事業が行われている(資料1)。ハード整備が進む一方で住民の中に安心・油断による他人任せ防災の慢心が生まれることが危惧されている。当団体はソフト防災に重点を置き、防災啓発(70本以上の講演研修、子どもも参加できるイラストを使った避難所配置研修など)、建設事業者と住民をつなぐ裏方の役割(資料2)、パイロット的事業(全国初の車中泊避難所研修)などを行っている。
表彰理由国が講じるハード面以外に目を向け取り組み、行政・建設事業者と地域住民をつなぐ姿勢、更には研修活動を継続実施している点は評価に値する。
東北大学災害科学国際研究所 古屋貴司
褒賞対象分散型自助・共助インフラ『地域ライフケアステーション』の社会技術デザイン
申請概要災害の激甚化と地域の高齢化により、行政依存型の防災体制は初動での限界が顕在化している。本研究は、自助・共助を基軸とする分散型防災インフラの社会技術デザインとして、「地域ライフケアステーション」を提案する。GX(再エネ・蓄電)とDX(IoT・AI・通信)を組み合わせ、平常時は生活・医療・福祉を支える拠点、非常時は自立稼働する地域防災ノードとして機能させる。地域特性に応じた適応モデルを示し、持続的な防災・減災社会の構築に寄与する。
表彰理由未実装ではあるがこの分散型防災インフラデザインは地域特性に合わせて適応させ、平時にも非常時にも活かせる地域防災ノードとしての持続性も期待できる。
傳田珂乃
褒賞対象きづいて!ぼうさい
申請概要家族で楽しみながら防災行動を学べる「きづいて!ぼうさい」は、日常に防災教育を自然に取り入れる新しいツールです。知識だけでなく「行動」や「物資の準備」をゲームとして体感でき、災害時に実際に役立つ力を育みます。防災教育の重要性は認識されていても、家庭内での実践は難しいのが現状です。特に小さな子どもや高齢者を含む家族単位での学習は形式的になりがちで、継続しにくい問題があります。「きづいて!ぼうさい」はその壁を取り払い、日常に防災意識を根付かせることを目的に開発されました。
表彰理由環境衛生の観点から災害時の薬剤師の役割を考察しつつ家族単位での学習という課題に対してアプローチし、自作の防災教育型カードゲームにより家族あるいは学校単位で、身構えず、日常の中で「備える力」を育て、まさに「きづいて」を促すことが期待できる。
伊勢屋グループ代表・ピクトグラムアーティスト 藤代洋行
褒賞対象ピクトグラムアート
申請概要東日本大震災のときに、聴覚障害のある仲間から「防災無線が聞こえなくて逃げ遅れた」という話を聞き、ピクトグラムを2つ以上並べた静止画や動画にすることで、聴覚障害者に情報が伝えられるのではないかと考えました。それを「ピクトグラムアート」と名付け、本格的に制作に取り組んでいます。もちろん、障害をお持ちの方だけを対象にしているわけでなく、街中には外国人の方も多くなっていますし、何より災害などの緊急時には、一目で見て直観的に理解できるメッセージが有効で、ピクトグラムアートは不可欠と考えています。
表彰理由ピクトグラムを複数組み合わせて静止画や動画にする表示方式は独創的であり、障害者や外国人等への防災・減災に有効な技術として表彰に値する。
三和シヤッター工業株式会社
褒賞対象高耐風圧窓シャッター「マドモア耐風ガード」
申請概要近年増加している暴風災害から住まいを守るため、高耐風圧窓シャッター「マドモア耐風ガード」を2020年7月に発売しました。従来品の約3倍となる最大耐風圧強度2400Pa(負圧、風速88m/秒相当)を、業界で初めて実現しています(発売時時点、当社調べ)。その後、2022年5月に窓シャッターとしては業界初となる(2022年4月時点、当社調べ)、土間・バルコニー納まりでの防火設備対応品「スクリーン GⅡタイプ(防火仕様 土間・バルコニー納まり)」を追加発売しました。
表彰理由高耐風圧窓シャッターとして従来品の約3倍となる最大耐風圧強度(2400Pa)の開発技術の成功は表彰に値する。
イミアルデザイン 石田 麻衣子
褒賞対象なまずびと防災かるた
申請概要遊びながら学べる防災かるた「なまずびと防災かるた」です。東北出身のデザイナーが15年をかけて研究・収集した防災の知識を、子どもたちやたくさんの人が日本古来の遊びを通して学べるようにかるたの形に集約しました。江戸の錦絵「なまず絵」をモチーフにしたユニークなイラストと、絵札の裏の「防災豆ちしき」で、繰り返し遊ぶことで記憶に残るかるたになっています。
表彰理由東北出身のデザイナーが研究・収集した防災の知識を「防災かるた」として子どもたちやたくさんの人が日本古来の遊びを通して学べるようにした社会貢献の活動は表彰に値する。
奥村印刷株式会社
褒賞対象西東京市防災訓練での市民参加型炊き出しと折り紙食器 beak 活用事例
申請概要西東京市総合防災訓練で実施した、市民参加型の炊き出し訓練における折り紙食器「beak」の活用事例。災害時の食器不足や水不足に対応でき、省スペースで備蓄可能な新しい防災ツールとしての有効性を実証。防災訓練や啓発活動を通じ、自治体・企業・市民が連携し、平時のアウトドアや教育にも展開できる持続可能な取組。
表彰理由災害時の食器不足や水不足に対応でき、省スペースで備蓄可能な新しい防災ツールとして、折り紙食器を活用する取組みは表彰に値する。
株式会社TCL ホワイトハウスグループ
褒賞対象消火イノベーションプロジェクト
申請概要「消火イノベーションプロジェクト」は、火災発生時の初期消火における課題の解消を目指すものです。従来の粉末消火器の重さや消火剤(粉塵)の問題を解消する「SAFETY PLUS」シリーズや、軽量で汚さずに消火できる次世代消火器具「ファイヤーショーカスティック」などの開発・普及を通じて、火災時の初期消火の成功率を高め火災件数と人的被害の削減を推進します。
表彰理由初期消火における従来の技術的問題を解消する同社の消火器具シリーズは火災時の人的被害の削減に寄与する技術として表彰に値する。
株式会社テンフィートライト
褒賞対象災害共助SNS『ゆいぽた』
申請概要災害共助SNS『ゆいぽた』は、同じマンションの居住者同士が連絡先を知らなくても災害時だけつながり、安否確認や情報共有ができるWEBサービス。気象庁の防災気象情報や自治体の避難指示情報などをサーバで入手、災害の規模により「平常モード」「警戒モード」「災害モード」へと順次自動起動し、居住者同士の情報共有機能が段階的に使用できる仕組み。火事など該当マンションのトラブル発生時は管理者が手動で起動も可能。
表彰理由導入も容易で操作が簡便であり、展開性が高く、また災害発生時にモード移行し連絡機能が発動するなど、今の人付き合いの事情を理解し配慮したシステムであり、評価に値する。
文化シヤッター株式会社
褒賞対象重量シャッター無火気工法
申請概要「無火気工法」は、火災予防の観点で防災に寄与する新工法です。溶接器具や切削器具など火花の生じる器具を使用しない工法とすることで出火原因につながるリスクを排除し、火災予防につながることから、火気使用厳禁のリニューアル工事をはじめ、木造建築物など、無事故・無災害に向けた課題を解決します。また、大きな電力を必要とする溶接を使用せず施工時の電気使用量が減ることから、CO2の削減につながり、SDGsへも寄与します。
表彰理由火災予防につながることから、火気使用厳禁のリニューアル工事をはじめ、木造建築物など、無事故・無災害に向けた課題を解決したことは評価に値する。
株式会社シンク・ラボラトリー
褒賞対象水性デジタル印刷機で現場を無災害に
申請概要スーパー、コンビニで手にする一般的な軟包装パッケージは、主にフィルムへの印刷が必須になるため、日本国内では有機溶剤を多用するグラビア印刷が主流となっているが、火災の危険性やVOC排出の問題がある。一方で市場では小ロット多品種化が進み、印刷ロットは短くなることが課題だった。この2つの課題を解決できる水性デジタル印刷機が2021年から市場での活躍が進み、評価を得ている。
表彰理由印刷業界の火災と小ロッド化の2課題を解決する手法が、複数のSDGsを達成しながら各賞等での高い評価を得ている。
有限会社ビー・テップ
褒賞対象下水道に油を流さない「浮上油回収システム」
申請概要「浮上油回収システムFGR-20M」は、浮上油が下水道に流れ込む前に回収するシステムです。これにより、悪臭の改善と防止につながり、排水管の油脂固着化を防ぎ環境負荷の低減にも役に立つシステムです。国内のあらゆる食品工場や飲食現場で活躍し、SDG'sと環境負荷低減に貢献しております。
表彰理由同技術は浮上油が下水道に流れ込む前に回収するシステムであり、環境負荷低減によるSDGs寄与を評価する。
浦安鐵鋼団地協同組合
褒賞対象SDGsすべての目標を追求
申請概要組合が各種事業を通じて、工業団地(浦安鉄鋼団地)全体として全17項目SDGs推進に取り組んでいる。※別紙あり
表彰理由工業団地がひとつになり17Gsに取り組んでいる姿勢があり、将来に向けて次世代への継続が期待されることから評価できると考える。
株式会社三原物産
褒賞対象企業活動とウェルビーイングを両立し社会に貢献
申請概要最新のデジタルタコグラフによる運行管理・配送効率化を図り生産性向上及び環境負荷低減を図る。 環境に配慮した車両の使用によりCO2排出量の削減を行う。デジタルタコグラフの活用により2024年問題を意識し長時間労働の削減を行う。
表彰理由デジタルタコグラフの採用によって運行管理・配送の効率化により環境負荷低減や労働環境の改善を図っており、単に輸送だけでなく、自動車運送取次や倉庫の運営など、さまざまな物流関連サービスも提供しており、評価に値する。
株式会社Eプラン
褒賞対象スーパーアルカリイオン水
申請概要・スーパーアルカリイオン水(SAIW)は株式会社Eプランの特許技術で生成する、人と環境にやさしい電解水。 ・SAIWはpH12.5の強アルカリ性でありながら、優れた安全性が特徴、外部機関による安全性試験により、触れる、眼に入る、飲み込む、吸入する、など全ての項目に最高レベルの安全評価を得ている。 ・安全で環境を汚さない性質がありながら、高い除菌・消臭力を有しており、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルス、ノロウイルス、大腸菌、サルモネラ菌、レジオネラ菌、他、多くの不活化に関するエビデンスを取得している。 ・SAIWは保管の性能維持性が高く、スプレーボトルや保管容器に入れた状態で、5~10年の経過をしても、温度・湿度などに機能低下の影響を受けることもないため、長期保管を必要とする減災・防錆ツールとして活躍ができる。
表彰理由安全で環境を汚さない性質でありながら、高い除菌・消臭力を有する同製品技術は環境保全に関するSDGs寄与するものであり、表彰に値する。
株式会社クライムアンドエイム
褒賞対象遮熱シートと遮熱塗料で地球環境に貢献
申請概要・熱中症対策の一助として、倉庫・工場などの屋根下に「遮熱シート」を取付け屋根からの入熱を抑え、職場環境の改善に取り組んでいます。そこに空調が設置されている場合は、屋根からの入熱を抑える事により空調負荷が軽減されます。 ・エアコン室外機に特化した「遮熱塗料」になります。遮熱塗料では珍しい「不整形シリカ」を使用しており、室外機の熱を放熱しつつ太陽からの熱を遮熱することが出来ます。それにより、室外機の温度を抑えることで室外機の不可を低減し、消費電力を削減出来ます。
表彰理由同社の「遮熱シート」は、倉庫・工場などの屋根下の簡単な取付け工事により、屋根からの入熱を抑えることが可能となり、大幅な空調負荷が軽減される優れた環境対応技術であり、また一方で、医療系検診車や空水浄化フィルター、ウイルス浄化 空気清浄機や、汚物処理用パック、口臭ケアグッズ、携帯型水素水カップなど多岐にわたる開発に取り組み製品化しており、表彰に値する。
株式会社センエー
褒賞対象都市・環境整備業を通して地域インフラを守る
申請概要・令和7年1月に埼玉県八潮市で発生した、下水道管路が起因した道路陥没事故では事故発生当日から40日間24時間体制で現場の復旧作業に貢献。令和6年1月に発生した能登半島地震でも、いち早く現地に駆けつけ、被災状況調査にあたるなど、公共インフラ事業に深く携わっており、老朽化が問題とされるインフラ再整備にも関与。下水道に特化している同社に注目が。阪神淡路大震災・東日本大震災・熊本地震にも人員と機材を派遣し、復旧業務にあたった。
表彰理由大災害の都度、速やかな支援活動において貢献実績があり、また短期間で数多くの表彰・感謝状を受けており、営業面以外での貢献度が高く、評価に値する。
特別賞(7褒賞12団体)
審査員(ライフレジリエンス)賞 フリスタ株式会社
共同申請株式会社ジャカコン東日本/東豊電機化学工業株式会社/メテオ株式会社
褒賞対象熊被害の急増と災害対策を結ぶ鉄の避難ユニット「LIFE SHIELD CONTAINER(クマコン)」【共同】:企画開発・製造・販売
申請概要熊による人的被害が過去最多の219件に達し、地震や豪雨など自然災害も激甚化する中、堅牢なコンテナに電気・水道・簡易トイレなどの要素技術を一体化。独自設計の避難しやすい扉と72時間生存対応型備蓄モジュールを標準装備し、多機能型避難シェルターとして開発・販売を開始します。
表彰理由既存のシェルター機能をベースに開発したことで短期間での対応できており、更には各種機能も装備していることで特殊な危険に対し安心を提供でいるタイムリーな対策であり、評価に値する。
審査員(ライフレジリエンス)賞 株式会社 エヌ・ワイ・ケイ NPO法人 貯水タンク防災ネットワーク(Chonet.org)
褒賞対象「応災(おうさい:災害対応能力)」向上の提言・啓蒙
申請概要株式会社 エヌ・ワイ・ケイ(日本容器工業)が設立したNPO法人 貯水タンク防災ネットワーク(貯・ネットを通じて、応災(おうさい)能力向上により 防災力・減災力を発揮する国土強靭(人)化促進のため、ハードウェアとソフトウェアのバランスが取れた具体的手段の準備(ハードウェア)と考え方・対処方法(ソフトウェア)の実践(体験・経験重視)ベースの提唱・普及(出前講座担当)活動を継続中。自ら体験したこと(善いことも、そうでないことも)をありのままに、次の世代を担う者たち(特に、諸災害等を体験したことのない子ども世代)に、同様の痛み・悲劇に至らないように語り・伝えることを主としている。
表彰理由減災防災につなげる貯水タンクの運用についての拠点施設および自治体とのネットワーク作りおよび地域への防災啓蒙活動は、表彰に値する。
審査員(エネルギーGX)賞 BMI株式会社
共同申請エナジーイノベーションズジャパン株式会社
褒賞対象自然エネルギー発電及び蓄電システム【共同】
申請概要特殊風力発電と新型太陽光発電の融合として開発に着手、特に特殊形状のプロペラは低周波が発生しない形状を開発、蓄電池設備も直置き機能からポール等に直接搭載型を開発、またプロペラに太陽パネルを直貼りする事で太陽光と風力の両立を実現、太陽光パネルも新規パネルを搭載
表彰理由風力発電回転翼へのソーラーパネル設置とワイヤレス給電技術の応用等の組合せ技術は、省コストと次世代エネルギー技術として表彰に値する。
審査員(防災デザイン)賞 帝京大学経済学部地域経済学科 坪井塑太郎
褒賞対象立体地図で学ぶ地域形状の理解と災害への備え-離島における防災教育-
申請概要本取組みの特徴は「離島」における「小・中学生」を対象としたものであり,地図を「立体的に見る・作る」過程を通して防災や避難を「考える」点に重点を置いたものである。この取組みは、学習指導要領に準拠しながら,透明プラスチック容器蓋を活用して等高線を立体的に再現する極めて簡便・安価な方法であり、地理的認識の深化を図ると同時に,オンラインでの防災教育も実践するなど,他の離島での援用可能性を示したものである。
表彰理由透明プラスチック容器蓋を利用したアナログ工程により、児童が自ら作ることで得る体験は後々の成長過程で活かされるであろうが、一方でこの手軽さ、簡便さ、安価さの特色がある手法は、離島を対象としているものの、学ぼう災、出前授業、オンライン教育も合わせ、当然に他地域での展開も期待される取り組みであり、評価に値する。
審査員(防災デザイン)賞 ハンド&ネイルケアボランティアチーム ガンチー
褒賞対象防災ネイルシールを活用した「備える」まちづくり啓発活動
申請概要福祉ネイリストらが京都市消防局マスコットと防災に関する特注のネイルシールを活用し、イベント等で数多くの来場者(老若男女)にお貼りして防災に関する啓発を呼びかけている。(日本で唯一の活動)また、各地域の高齢者サロン、集会などに消防署員と同行し、職員の防災講和と並行して、ネイルカラー&シール施術をしながら防災に関する知識を深めていただく。ネイルが持続することで当日以降も意識が続く、ネイルを見た方へ話が伝染する、等の効果が得られている。
表彰理由「ネイルアート」という一見防災・減災には接点が見えないジャンルにおいて、防災啓発活動という側面から無償にてボランティア活動を継続的に行っている団体は全国でも例を見ない取り組みであり、評価に値する。
審査員(アグリカルチャー)賞 新日本空調株式会社
共同申請アースコンシャス株式会社
褒賞対象C-BRES&リサイクル繊維媒地(未来へつなぐアグリカルチャー)【共同】
申請概要本技術は、植物近傍(局所)のみCO2濃度を高くするCO2局所施肥制御技術(C-BRES)とリサイクル繊維媒地を組合せたものです。CO2の濃度と気孔を開かせる温湿度管理(飽差)を同時に制御し、植物に効率的にCO2を吸収させます。特に、CO2施肥を1日置きに実施する隔日施肥制御技術を検証し少ないCO2施肥量で、アンスリウムなどの植物の生長促進効果を確認しています。これにより、従来手法と比較してCO2施肥量を大幅に削減(約95%削減)することが可能です。
表彰理由本技術は、植物近傍のCO2局所施肥制御技術(C-BRES)とリサイクル繊維媒地を組合せた特殊技術の利用により、従来手法に比較してCO2施肥量を大幅(95%削減)に可能とする画期的な技術として、評価に値する。
審査員(期待の星)賞 岩﨑 綾花 / 福井県立若狭高等学校
褒賞対象段ボール椅子の可能性
申請概要本探究では、学校で見つけた段ボールを用いて、異なる4つの方法で椅子を製作し、それぞれの作成時間、作りやすさ、座ったときの安定性などを比較しました。今後は、各椅子の耐久性について、上からの重りに対してどの程度耐えられるかを実験し、構造の違いが強度に与える影響を明らかにしていく予定です。段ボール椅子の良さを広めるために、今後は実際に作る体験ができるワークショップなどを開催し、多くの人に楽しんでもらいたいと思っています。
表彰理由他メーカーでは段ボール製品を製作しているが、学校の廃材利用という視点からの取り組みと思われる。今後の活動の展開に期待する。
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