【特別企画】フジワラ産業株式会社 創業者 藤原充弘「発明の足跡」

【特別企画】

フジワラ産業株式会社 藤原充弘

「発明の足跡」

図3

フジワラ産業株式会社(防災・水処理設備)創業者

藤原充弘

昭和17年(西暦1942年)11月12日生まれ。
岡山県備前市出身。応仁の乱の流浪の公家、藤原末光を祖に持つ。
岡山藩立の閑谷学校をルーツとする「岡山県立和気閑谷高等学校」に学ぶ。

沿革

昭和55年7月 フジワラ産業株式会社設立。代表取締役就任。
「わが国の技術で、水環境はもっと改善できるはず!」の一念から、水環境事業に参入。
昭和57年6月 フジフロート自動スカム除去システムを完成。その後も、汚泥かき寄せ装置など、多くの画期的な装置を開発する。
平成4年12月 大阪府知事より、発明実施功労者賞を受賞。大阪優秀発明賞を受賞。
平成7年1月 多くの地震や津波に苦しむ人々のニュースに、「少しの設備と対策があれば、もっと助かる命があるはず!」と、防災事業に参入。
平成7年 災害救助セットを提案。安心ベッド枠を開発。
平成15年 津波避難用タスカルタワーを開発。
地球温暖化の深刻な状況に「一刻も早く、地球再生の道を探るべき」と、地球環境の研究を始める。
平成17年11月 海水が木を育てていることを発見。
平成21年7月 人工雨雲発生システム 京都大学上海センター シンポジウムにて発表。
現在、「フジワラ地球防衛軍」として、各メディアにて、研究内容・活動内容を随時発信中
平成24年4月 仙台に東北営業所を開設
平成25年2月 カナダから来社、生産ライン、モノレール式汚泥かき寄せ機、フジフロート自動スカム除去装置作動状況視察
平成26年10月 土石流対策シェルター開発
平成26年10月 火山噴火噴石対策シェルター開発
平成26年11月 火山噴火対策「FM式ガス&マグマ抜き工法」開発
平成27年3月 海底の隆起から海座カレンダーを開発

 

「発明の足跡」

スライド2-1 津波避難タワー 特徴
京都大学防災研究所の検証実験に基づく、「漂流物回避」を目的とした主柱配置。
漂流物によるせき止めや衝撃を緩和する緩衝杭の配置。
P波センサーシステムによる扉の開錠、パトライトの点滅、緊急放送。
非常食収納ボックス等付加機能設置可能。

http://www.fj-i.co.jp/tawasougou/tawa.htm

スライド3 スライド4

http://www.fj-i.co.jp/tunami2/tawa1.htm

スライド5

http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/k_burijji.htm

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http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/k_ga-do.htm

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http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/m_ba-ru.htm

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http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/m_bed.htm

スライド10

http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/m_te-buru.htm

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http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/m_hyousigi.htm

スライド12

http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/m_bousi.htm

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http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/k_ro-pu.htm

スライド16

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http://www.fj-i.co.jp/sinhp/bousai/s_hata.htm

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http://www.fj-i.co.jp/sinhp/mizu/fuji2.htm

スライド29

http://www.fj-i.co.jp/sinhp/mizu/mono.htm

製品紹介

http://www.fj-i.co.jp/sinhp/mizu/mono.htm

「あとがき」

故藤原充弘氏の存在を初めて知ったのは2015年の冬でした。
当時私は、あらゆる災害に対抗したいという想いから、様々な災害対策情報を調べていました。そしてある時、火山噴火対策に関してこんな大胆な発想をする人物がいるのか、と驚いたのが、この「フジワラ式火山ガス抜き工法」を考案した藤原氏でした。これをきっかけに氏に対する憧れを抱き始めました。 それから3年足らずの2018年の秋に氏と初めてお会いすることとなりました。
とある学会主催のセミナーが関西大学で開催され、そこに私が参加した時の事です。
ご挨拶した時、何故か不思議な懐かしさを覚えたことは記憶に新しいところです。
それは、3.11直後に被災地を包んでいた、苦しくとも助け合い他人を互いに思いやる、というような他に例えようのない温かさと似ていました。 藤原氏は、『自分の会社の利益は全て防災関連開発につぎ込む!』といった姿勢で常に行動されていました。行き過ぎた資本主義の弊害のため自己利益が最優先になりがちな世の中で、たったひとり、他人の命を救おうとするその姿勢は、日本人が失ってしまった何かを我々に教えてくれていたのだと思います。
そして、氏が発明した数々の作品をこの世に送り出す事は、ご本人の悲願でもありました。
ほんの一部ではありますが、ここに改めてご紹介させていただきます。

最後に、氏とお会いする場を設けていただきました千葉大学浅沼博先生、そして氏の一番弟子であり理解者であった林秀志様に、深く感謝を申し上げます。

一般社団法人 減災サステナブル技術協会

副会長  大内 照雄